50

1963年に少年少女向けに発売されたベスパのビンテージモデル。日本では50Sなどといったビンテージシリーズの名称で販売されていた。ベスパのデザインやボディサイズが、日本人の体形や好みに合っていたこともあって、人気があった。イタリア本国で生産終了となったのちも、日本向けに2000年まで生産され続けた。エンジンは、単気筒2ストローク。乾燥重量67.5キログラムと軽量で、取り回しが非常に楽である。輸入元である株式会社成川商会が日本総代理店となっている。

50ET2

1996年に発売された50ET2は、ベスパの伝統的な特長であったグリップギアチェンジを廃止し、変速はオートマチックとなった。これまでのベスパとは違う新しいシリーズがET2である。デザインも一新されたが、モノコックフレームや前輪の片持ちサスペンションといった特長は、このシリーズでも受け継がれている。デザインの変更やオートマチック化されたことで、魅力が減ったという声もあるが、若い世代には人気がある。現在は、生産中止となっている。

50ET2 CA

ベスパ最大の特長であるスチールモノコックボディを採用。95キログラムという軽量な車体となっている。しかし、センターに組み込まれたエンジンとドライブユニットがバランスよく配置されているので、安定した走行を可能としている。エンジンは、パワフルさで定評のある2サイクルキャブレターエンジンを搭載しており、排気ガス規制をクリアするためカタライザーを装備。最高速度は、時速70キロメートル。始動は、セルモーターでキックスターターがついている。

50ET2 FL

ピアジオHI-PER2エンジンを搭載し、カタライザーによってEURO2の排気ガス規制をクリアしている。ベスパ最大の特徴であるスチールモノコックボディーを採用しており、ドライブユニットはエンジンと後車輪が一体となっている。ボディの中央に組み込まれたエンジンの重量が安定した走行を可能にしている。始動はセルモーターとキックスターターによる。また、サイドスタンドが標準装備となっている。カラーは、オーロラ、シルバー、ブラック、ブルー、パールホワイトがある。

50ET2 IN

ピアジオが新技術で開発した2ストローク・インジェクション・50ccエンジンを採用している。有害な排ガスを70パーセント削減しながらも、エンジンの出力はこれまで通りのパワフルな高性能を備えており、軽快な走行が楽しめる。ボディは、従来と変わらずスチールモノコックボディを採用、コンパクトで98キログラムという軽量ながら剛性に優れた特長は変わらない。ホイールベースは1,260ミリメートルと取り回しもしやすい設計となっている。

Loading...